他社製品比較「スーパーロック」硬さ試験・金属組織比較
他社製ローラーロックとの性能比較検証
当社製スーパーロック「SPLK20」の優位性を確認しました
当社製スーパーロック「SPLK20」と、M社製ローラーロックの、硬さ試験・金属組織比較検査を行いました。
東大阪産業技術支援センターに検査協力を依頼し、当社製スーパーロック「SPLK20」の優位性を確認することができました。
下記より詳細資料をご覧いただけますので、是非ご確認ください。
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硬さ試験・金属組織比較結果
試験片:MPLK20(M社)
ローラー摺動部
色の変化してる場所が
熱処理部分
試験片:SPLK20(アイユーキ)
■ ロックブッシュ断面
M社製品 ロックブッシュ断面画像
M社ベトナム製 ロックブッシュ
カタログ記載材質:SK3
熱処理:高周波焼入れ
硬さ試験HV:373~406(HRC41)
- 金属組織の目が荒く均一では無い。
- 摩耗には弱いと推測される。
- 熱処理が適切に行われていないかも。
- 脱炭の可能性がある。
当社製品「SPLK20」ロックブッシュ断面画像
アイユーキ社日本製ロックブッシュ(ノーマル仕様)
材質:S45C 調質材
熱処理:高周波焼入れ
硬さ試験HV:694~695(HRC59)
■ ローラー金属組織
試験片: 内外部ローラー
M社ベトナム製 内部ローラー
硬さ試験HV:765~774(HRC63)
M社ベトナム製 外部ローラー
硬さ試験HV:745~797(HRC63)
内部ローラー金属組織画像
材質:SUJ2
熱処理:高周波焼入れ
外部ローラー金属組織画像
材質:SUJ2
熱処理:高周波焼入れ
■ ロックブッシュ 硬度・金属組織
スパーク放電発光分光分析と金属組織からS45C の可能性が極めて高い。
中国製鋼材の規格値と近い数値にある。
※ローラー摺動部の上側部分にしか熱処理がされていない。
硬さ試験HV ※熱処理部分を計測
表面から1.5mm までの硬度
686 ~ 717 (HRC59.5 ~ 61)
硬さ試験HV
表面から1.5mm までの硬度
645 ~ 671 (HRC57.6 ~ 59)
どちらも熱処理範囲、硬度に問題なし。
硬さ試験HV
表面から1.5mm までの硬度
732 ~ 783 (HRC61.5 ~ 63)
関連製品紹介
型開き制御装置「スーパーロック」
自社開発の型開き制御装置!射出成形 金型部品
金型の精密化・自動化に対応するため、内部ローラーと外部ロックローラーのツインローラー、センター調整ボルト、U型ロックブッシュ等、独自設計により開発したロック(引張り)装置で、驚異的な耐久性と信頼性を誇ります。
- 皿バネ、内部ローラーと外部ロックローラーの組み合わせにより、バランスよくローラーが回転する為、型の開閉に抜群の安定性があります。
- ロックガイドの背面を逃がしているため、金型の組み付けに段差があっても、カジリやロック荷重の強弱などのトラブルが生じにくい設計になっています。
- ロックブッシュは上下対象に作られている為、片側が摩耗しても反転させて再使用が可能です。
- 調整ボルトで左右ローラーの強弱が簡単に調整できる機構になっています。
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