移動コンテナ式バッチプラントの投入～攪拌～払出～
洗浄工程での配線/配管着脱作業自動化事例
■コンテナ移送は自動化済み。しかし各着脱作業は人手のまま
移動コンテナ式バッチプラント※1は生産効率を飛躍的に向上させますが、コンテナを移動させた先のステーションで発生する配管、配線着脱作業については、これまであまり注目されてきませんでした。
プロセスの投入、ミキシング、加熱/冷却、払出、洗浄工程に対し、都度作業員を配置する必要があり、人手を介するが故のオペミスや、操業時間の制限もあり、生産効率の向上が課題となっていました。
■各ステーションの用途に応じたコネクタを設置
粉体やスラリーラインでもご使用頂けるコネクタ（フルボアコネクタ・アセプティックコネクタ等）を開発し、着脱作業の自動化を実現しました。
また、温調水、電気等の各種ユーティリティ用のコネクタをステーションに配置することにより、着脱作業を全自動化させ、生産制約の無い無人操業ラインが構築できました。
※1：原料/半製品/完成品をコンベア、AGV等で搬送可能なタンクに投入し、各ステーション間を行き来させるバッチ生産方式。従来の固定配管式に比べ、原料配管や洗浄ラインが最少化でき、歩留まり向上、洗浄効率化、需給調整が実現可能。
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